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2023年12月9日アカデミックハイスクール推進事業講演会
実施日:令和5年12月9日(土)
 講師:豊田工業大学大学院工学研究科 物質工学分野 原正則 准教授 


 
参加者:理数科1、2年生
 演題: 「燃料電池の原理と仕組み」

 概要:脱炭素社会の必要性、電池の歴史・原理・実験、燃料電池の原理などの基礎知識に関する講義と燃料電池の実験、現在の燃料電池の研究・実用化の例


 参加した生徒の感想を抜粋しました。

「電池は日常生活で我々の生活を便利にしているだけでなく、脱酸素社会に向けた再生可能エネルギー導入の大きなカギになっていることを感じました。」

「自然現象を実用可能なエネルギーに変えた科学者や発明家の探究心に感心すると同時に、今後は便利さと同時に地球環境に配慮したものを作るべきだということを学びました。」


2023-11月24日visionary walker育成事業(第2学年講演会)
実施日:令和5年11月14日(火) 15:15~16:05
講 師:静岡大学 情報学部 講師
     石川 翔吾 先生
: 「メタバース」の可能性について







概要 メタバースはコンピュータネットワーク上にバーチャルリアリティを
    駆使して、つくられた別世界のこと。

    石川先生は福祉や医療の領域を研究していて、認知症の患者の
    視覚がどのようなものか(食事に虫が入っているように感じる等)を
    介護者がメタバースで経験することで、患者への接し方が変化したり

    ベテランの介護者がどこを見ているか、という視点の変化を、新人が
    追体験できるシステムなどを開発しています。

    今回は、生徒が実際にメタバースを体験する場面もあり、たいへんわかり
    やすい講義で、有意義な時間となりました。







評価

2023-10月31日visionary walker育成事業(第1学年講演会)
10月31日、1年生を対象に「visionary walker育成講演会」を行いました。



講師は、静岡文化芸術大学 文化政策学部 文化政策学科 舩戸修一教授です。
舩戸先生は、地域社会学、農村社会学、環境社会学の分野を専門に、現在は中山間地域(過疎農山村)の現状についての社会学的な調査と分析研究を行っております。
当日の講演会は、「社会学とは何か」というテーマから「人間は関係性の中で生きている」ということを前提に物事を考えていく観点を教えていただきました。



また、「中山間地域」を例に、限界集落の定義についてデータを踏まえながら考え、問題解決をするときには長期的な視点に立って考えることの必要性を学ぶことができました。

講演後のアンケートでも、「上辺だけを見て物事を判断してはいけないと分かった」「社会学とは何かが分かった。自分の進路をしっかりと考えていきたい」「人と人の関わりに注目して地域の課題を考えたい」といった感想が見られ、自身の進路を考えるきっかけとともに、地域の課題解決への意欲と地域貢献の意思を持つための気づきを得ることができました。



評価

2023-9月26日visionary walker育成事業(第1学年講演会)
9月26日、1年生を対象に「Visionary Walker 育成後援会」を行いました。



講師は、昨年度の講演が大変好評だった池野文昭さんにお願いしました。
池野さんは、浜松市出身で、医療ベンチャーキャピタル創設者。佐久間地区のへき地医療に携わった後、その経験を生かしてスタンフォード大学循環器科で研究し、多くの国際的医療機器ベンチャーのアドバイザーなど様々な活躍をなさっている方です。



「エンパシー(共感)」「差ではなく、違いで勝つ」ということをベースに、人と積極的に関わり、チャレンジ精神で人のためになる仕事を精力的に行ってきた足跡、そして未来を生きる生徒たちに希望を託すメッセージを語っていただきました。

事後アンケートでは、ほぼすべての生徒が「分かりやすく、共感できる内容で、志を育てる糧になった」と答えています。感想にも「勇気をもって物事にチャレンジしたい」「国外で活躍することを視野に入れて将来を考えていきたい」「『差ではなく違いで勝つ』ということばに感銘を受けた」「自分の個性を生かして何をやってきたかを語れる人になりたい」という意見が多く、志を育んでいく姿勢を持つことができたと感じられました。



評価